共同利用実験装置 利用案内(産学連携利用)
東京大学における産学連携強化の一環として、
内規第2条第3項にもとづき、私企業からの利用申請を若干数受け付けています(産学連携利用)。
利用の際には、
「共同利用装置使用内規」(pdf)および
「利用の手引き(共同利用部門編)」(pdf)を必ずお読みください。
学内の利用希望者は
共同利用装置 利用案内(学内利用)をお読みください。
使用責任者・使用連帯責任者・使用者
使用責任者、使用連帯責任者、使用者となれるのは以下の方に限ります。
- 使用責任者:
- 使用料金または損害賠償の請求先となる者
- 使用連帯責任者:
- 使用責任者と連帯的に責任を負う本学教職員
- 使用者:
- 本センターにおいて装置を使用(操作)する者
利用可能な時間および場所
月曜日から金曜日09:00–17:00(休日、祝日を除く)
使用者の立入り・使用が可能な場所は、使用許可を得た装置の周辺スペース及び共用部分です。その他の場所を使用する必要がある場合は、共同利用部門教職員の許可を受けてください。
使用の申請
初めて使用するとき、または申請内容に変更があるときは使用の申請が必要です。使用の申請は随時受け付けています。
使用希望者は、使用責任者と連帯的に責任を負う使用連帯責任者(本学教職員に限る)の同意を得て
「低温科学研究センター共同利用装置使用申請書」(様式1)を提出し、センター長の許可を受けてください。装置の使用に伴い、秘密を保持する必要がある場合、事前に非公開事項について協議を行った上、採否を決定します。本利用で得た計測データを他社に転売するなどの直接的な営利目的での利用は認めません。
センター長の許可を受けた後、使用を開始できます。
産学連携利用では、依頼測定は受け付けていません。
使用申請は「研究課題ごと」に必要です。
装置の予約
使用を希望する前週の木曜日15時までにメールで共同利用部門に申し込んでください。予約なしの使用はできません。
1 か月先の予約まで受け付けます。調整できた日程から随時連絡します。
申し込みの多い場合、希望の日程を確保できない可能性があります。あらかじめご了承ください。
予約にあたっては、次の1--3をお知らせください。書式は自由です。
- 研究課題、使用を希望する共同利用装置の名称
- 希望日 または 希望日程
- その他の要望
(例:「○日間連続での使用を希望」「○月○日は不可」など)
使用上の注意
使用日当日の使用開始の際には、必ず共同利用部門教職員にお声掛けください。研究課題に関連しない使用は禁止します。装置制御用のパソコンは、本来の目的以外に使用しないでください。使用方法が分からない場合や、装置に不具合が発生したとき、サンプルの落下等があった場合は、すみやかに共同利用部門教職員に相談してください。
安全のため、低温科学研究センター安全講習会の資料を熟読し、内容を理解して下さい。
使用の報告
研究課題が終了した時、または年度の終了時、研究課題毎に
「低温科学研究センター共同利用装置使用報告書」(様式3)をセンター事務室に提出してください。
研究成果の発表
共同利用で得られた研究成果を論文、紀要、解説等の出版物で発表する際は、謝辞等に東京大学低温科学研究センターの共同利用による旨の文章を必ず入れてください。
(謝辞例文:和文)
「この研究は、東京大学低温科学研究センター共同利用装置を使用して行いました。」
(謝辞例文:英文)
This work was performed using facilities of the Cryogenic Research Center, the University of Tokyo.
使用料金(産学連携利用)
産学連携利用を受け付けている装置はSQUID磁化測定装置(MPMS)、磁化物性評価システム(MPMS3)及び物性評価システム(PPMS)です。使用料金は1日あたり27,000円です。装置ごとの初回利用月の使用料金に、初回講習料として、使用申請書で登録した使用者1人につき25,000円が加算されます。