第8回低温センター研究交流会
開催報告
■ 日 時 : 平成29年2月23日(木)   9:30-18:00(講演会)
                   18:00-20:00(利用者懇談会)
■ 会 場 : 小柴ホール (理学部1号館、中央棟2階)

プログラム  
概要集   (約31MB)

 平成29年2月23日(木)、理学部1号館、小柴ホールにて「第8回 低温センター研究交流会」が開催されました。講演会では、理学系、工学系、農学生命科学、薬学系、低温センターから、110名の参加者、12件の口頭発表と52件のポスター発表があり、低温における物性研究だけでなく、広く寒剤を利用した、エレクトロニクス、材料工学、食品工学、薬学、建築学など、多様な分野の研究成果を聞くことが出来ました。 講演会の最後には、工学系研究科・応用化学専攻の岸尾光二教授(H15-16 低温センター長)より、「低温センターと超伝導工学専攻」というタイトルで特別講演がありました。低温センターと超伝導工学専攻の歴史を振り返り、高温超伝導の発見の経緯と工学への展開についてユーモアを交えて話され、低温科学研究の重要性と低温センターの役割を改めて感じることが出来る講演でした。
 研究交流会後の利用者懇談会では、アワード授賞式が行われ、佐藤拓朗さん(工学系研究科・物理工学専攻・博士課程3年)にベストプレゼンテーション・アワード、恩河大さん(工学系研究科・物理工学専攻・修士課程2年)と大出千恵さん(理学系研究科・化学専攻・修士課程2年)にベストポスター・アワードが贈呈されました。 本年度も、利用者の皆様のご理解、ご協力によりスムーズな交流会の運営が行えました。来年度以降も、さらに多くの分野からの研究発表がありますよう、よろしくお願い致します。





講演会の様子


ポスターセッション


利用者懇談会


左から、ベストポスターアワードの恩河大さん、大出千恵さん、樽茶センター長、ベストプレゼンテーションアワードの佐藤拓朗さん。